こんにちは、りんたろう(@rintarou44)です。
今日は私の名刺代わりの小説10選の紹介をしたいと思います。
それぞれの本の紹介記事も書いています(予定)。
リンク先の記事ではより詳しい内容に触れているのでそちらもご覧ください。
告白/湊かなえ#名刺代わりの小説10選 https://t.co/HrhcMGUHCj
- 夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦
- となり街戦争/三崎亜記
- 世界地図の下書き/朝井リョウ
- 幽霊アパートの優雅な日常/香月日輪
- そして名探偵は生まれた/歌野晶午
- スマホを落としただけなのに/志賀晃
- いたいのいたいの、とんでゆけ/三秋縋
- のぼうの城/和田竜
- 蒼きの信長/安部龍太郎
- 告白/湊かなえ
- まとめ
夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦
腐れ大学生と黒髪の乙女の一方的な片思いを描いた作品。ジャンルはご都合主義。
赤い色のアイテムがかなり印象的で黒髪乙女をキュートにさせる演出にこだわりを感じます。
りんたろうはちょっと惚れちゃいました。
中村佑介さんが表紙を書いているのもグッド。
映画もあり、リサイズされているものの森見登美彦氏の世界観が良くまとまっており、がっかり感はありません。
価格:616円 |
となり街戦争/三崎亜記
SF小説。
街同士の戦争。街同士の戦争の経験が無い主人公は戦争に知らず知らずのうちに加担していく。
人が死んでいっていますや〇〇街が優勢ですとの報道が流れるも実感がない主人公。
しかし戦争が激化し前線に行くことになると、昨日まで話していた人が忽然と消える。
シュールな一面もあるSF小説です。
こちらも映画版があり、下水管を歩いて隣町に潜入するシーンはかなりドキドキしました。
価格:528円 |
世界地図の下書き/朝井リョウ
孤児院での少年を描いた作品。
なんかの祭りで小さな気球のようなものを子供達だけで飛ばすシーンが印象的。文字だけでも子供ながらのワクワクが想像を掻き立てる。
小さい頃の自分を投影させてしまい読みながらぼろぼろ泣いてしまいました。
価格:660円 |
幽霊アパートの優雅な日常/香月日輪
どんな話か忘れたけど、コメディーチックでスラスラ読めてしまう作品。
漫画化もされた。漫画は男性には手をだしにくいような少女マンガチックになってる。
アパートで寮母をしている幽霊の料理がとても美味しそうな料理小説の一面もある。
料理本も出してた。
中学校生活を楽しませてくれた本。
同じYA!ENTERTAINMENTさんの本なら都会のトム&ソーヤも大好きでした。
作家の香月日輪さんはもう亡くなられてしまい続編が出ないのが残念。
価格:1,045円 |
【中古】妖怪アパートの幽雅な日常 1-19巻 以下続刊 セットコミック まとめ売り 著:深山和香 香月日輪 出版社:講談社 価格:6,380円 |
そして名探偵は生まれた/歌野晶午
4つの推理短編小説からなる本。
一作目のタイトル『そして名探偵は生まれた』では数々の難事件を解決した名探偵が金に目がくらみ殺害され、別の名探偵が生まれる推理小説。
りんたろうは推理小説は好きだけど、推理はしない派です。
古い作品は古典的な推理小説が多いが、近年の作品は挑戦的な推理小説が多く展開が読みにくく手に汗握るお話となっており好き。
そして名探偵は生まれた 本格推理小説 (祥伝社文庫) [ 歌野晶午 ] 価格:764円 |
スマホを落としただけなのに/志賀晃
こちらも推理小説。
スマホを落としたら詐欺にあって殺されかける話。
正直被害に合う人のネットリテラシーが低くてネットリテラシーが高い人は笑ってしまうのかもしれない。
りんたろうは少しドキッとして色々なサイトで個人情報が漏れていないか心配になった。
こちらも映画版があるが叙述トリックが一部あるため映画版はおすすめできない。
現在3作品目まで発売されており、どれも面白い。さすが放送作家さんだなぁと思う。
スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 このミス大賞) [ 志駕晃 ] 価格:715円 |
いたいのいたいの、とんでゆけ/三秋縋
虚無感あふれる大学生が飲酒運転で少女を敷いてしまう。敷かれた少女の特殊能力により事故を先延ばしし、少女を虐めてきた人々に復讐をしていく話。
おセンチになれる。
抽斗が読めなくてこれなんだろうと、読み直すたびに考え込んでしまう。
りんたろうが口語でいうといたいのいたいの、とんでいけになってしまう。
【詳細記事はこちらになります。】
【書評】『いたいのいたいの、とんでゆけ』 私のおすすめ10選の1つ - 語彙不足
いたいのいたいの、とんでゆけ/三秋縋【1000円以上送料無料】 価格:671円 |
のぼうの城/和田竜
ライトな歴史小説。
忍城の城主が主人公の話。忍城の城主のぼう(でくのぼうをもじった愛称)は領民にバカにされていたが切れ者ですごいやつだった。
豊臣家に包囲されても落ちなかった忍城を創作した作品。
これも映画化されており、歴史が好きな人は楽しめると思う。
ちなみに和田竜の読み方はわだりょうと読む。
蒼きの信長/安部龍太郎
こちらも歴史小説。のぼうの城よりかっちりした小説だと個人的に思っている。
信長の父が死ぬ前から描かれているのが面白いなと思った。
本当に存在するのかわからないが、豊臣秀吉の出自の山の民?の存在はロマンを感じるので好き。
告白/湊かなえ
SFチックなミステリ
教師がヒステリー。5者それぞれの視点、それぞれの章で新事実がわかる。霧が晴れていくさまが爽快。
女性作家が苦手な男性でも読みやすい作品。
告白でハマって他の作品にも手を出しちゃいました。
価格:680円 |
詳しい記事はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか。
20代男性にはかなりはまる作品ばかりだと思っています。
読んだ方は感想をいただけると励みになります。
以上、りんたろうでした。