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少年法に守られた人々への審判 『告白』 湊かなえ

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 こんにちは、りんたろう(@rintarou44)です。

 

本日は、湊かなえさんの『告白』の紹介です。

私のおすすめの小説の1つです。

衝撃を受けたミステリでもあります。時点は早見和真さんの『イノセントデイズ』

 どんな衝撃があるからは読んでからのお楽しみです。

またキャラが生き生きしていて読みやすいなと感じる作品でもあります。

少年法について一石を投じようとした作品なのかなと思っています。

この本が発行された2008年は八戸母子殺害事件、岡山駅突き落とし事件などが起きています。

 

湊かなえさんってどんな人

1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学卒。2005年第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。07年第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞。同年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年生同作品を収録したデビュー作『告白』は、「週刊文春08年ミステリーベスト10」で第1位、第6回本屋大賞を受賞した。その他の作品に『少女』『贖罪』『Nのために』がある。

(本書作者紹介より)

 

あらすじ

 中学校教師でありシングルマザーである森口は愛しの娘を勤務先の学校で亡くしてしまう。警察は娘の死をプールへの事故として処理する。しかし、森口は事故ではなく事件であるとある証拠により確信する。

残酷な”告白”は彼女の最後のホームルームではじまった。

 この物語は、被害者の母親、旧友、犯人、犯人の家族、計画者、が章ごとに語り手となり次々と新事実が判明していく。

 

感想

教師の森口は程度の差はあれガキに社会をわからせてやろうという人物に映った。僕にとって社会をわからせられた教師は体育教師でした。

皆さんはどういった人に社会をわからされましたか?

 

昨今の教育現場をニュースで伝え聞く限り、教職員や教授などの教える側からすると少しスカッとする話なのかもしれません。

 

 


 

 

 

そのほかのおすすめ本はこちら

 

rinntaroukun.hatenablog.com

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