今回は僕がリプレイしたいと思うほどハマった、5人専用のボードゲームの紹介です。
説明書には3〜5人と書かれていますが、疑似プレイヤーを作る用になっています。
ゲームタイトル:ルールの達人
プレイ人数:3〜5人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:30分
ゲームデザイン:川崎晋
グラフィックデザイン:TANSAN
イラスト:Arthur Duessen
出版社:HobbyJAPAN
5つのルールから自分が遊びたいルールで遊びます。同じテーブルにいるのに全員違うルールで遊んでいる不思議感覚カードゲームです。
手札にある「ルール」と「数字」で、自分は自分のルールを達成し、かつ他のプレイヤーが彼らのルールを達成できない状況を作り出しましょう。
スタートの盤面はこんな感じです。
準備
数字カード4枚、ルールカード3枚をそれぞれに配ります。
中央に人数分の数字カード、ルールカードを置きます。(補充用場札と呼びます。)
遊び方
- スタートプレイヤーから数字カードかルールカードどちらかを1枚出します。
- 手札のカードが一枚減るので、出したカードと同じ種類のカードを補充用場札から取ります。(カードは即時補充なし。取切で次のラウンド開始前に補充されます。)
- これを2周します。ただし2周目は1周目に出したカードと違う種類のカードを出さなければなりません。(1周目がルールカードであれば、2周目は数字カードというように。)
- 各自、自分のルールが達成出来ているかの判定をします。
- これを人数ラウンド分行い、ゲームは終了です。
遊んだ感想
いかに自分のルールを達成し、他のルール達成を妨害するか考えるのが楽しいゲームです。
とりあえずいずれかのカードを出せばいいので、ボードゲーム初心者でも楽しめると思いますし、少し変わったトリックテイキングでもあるため、ボードゲームに慣れた人でも楽しめるゲームだと思います。
隔週ボードゲーム通信『カワサキファクトリー20周年記念3部作』編! - YouTube
ルールの達人含めた川崎晋さんの20周年記念ボードゲームセットをプレイした動画になります。
残念ながら今回紹介したルールの達人は時間が足りず紹介されてませんが…
攻略法
- 達成できるルールを出す。
- 達成しやすいルールを補充用場札から入手し続ける。
- 補充場札のカードを覚える
これができれば簡単なんですが、みんなが狙い出すから面白い。逆に誰かが負け続けるゲームは面白くないですよね?
達成したいルールの種類的に、数字が大きいカードをとりあえず出したほうがお得です。
なぜなら、数字が小さいことで得をするのは、4と5で右隣の人が4のときだけなためです。
逆に数字が大きいことで得をするのは、2のみですが、他プレイヤーと得点を離すという意味に置いては2と4,それをサポートする5の邪魔をできます。
- 同色or同数が3つ
- 最多色の中で最大数
- 色と数字共に他のプレイヤーとかぶらない
- 場の合計数が23以下
- 右隣の人がルールを達成する