こんにちは、りんたろう(@rintarou44)です。
本日は『そして名探偵は生まれた』著:歌野晶午さんの紹介です。
どんな話なの?
- 推理短編小説集
- 本格推理
- 4編全て密室殺人
歌野晶午さんってどんな人?
1961年、千葉県生まれ 。東京農工大卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2003年『葉桜の季節に君を思うこと』が「このミステリがすごい!」「本格ミステリベスト10」の第1位となる。さらに日本推理作家協会賞、本格ミステ大賞をダブル受賞してベストセラーとなる。近著に『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』などがある。
引用:『そして名探偵は生まれた』の著者紹介欄より
そのほかにもミステリランキングには時折ノミネートされている作家さんです。
どの短編がおすすめ?
私は『生存者1名』が好き。
最後の結末の曖昧さも含めてね。
読者に想像の余地がある短編小説はすごい好き。
逆に長編で、想像の余地を残されるともうちょっと頑張ってくれよとなってしまいます。
はっきり、スッキリと終わってほしいという方には『館と言うなの楽園で』かな。
推理小説が好きだったもの好きが館を作り、密室殺人ごっこを繰り広げるそうだいな夢の物語です。
感想
短編小説集ながら本格的な推理小説に脱帽した。
近年の歌野作品はプロローグと言ったらいいのだろうか、何が事件なのかどう面白くなるのかが序盤は見えにくいものが多い気がする。しかしこの作品は短編であるがゆえにさっと事件の全容に入っていける。
新しい作家さんにチャレンジしたいという人に最初に進めやすい本といえる。
なので、おすすめの本10冊の1つに上げました。
以上、定番密室殺人事件の短編集4作をまとめた本『そして名探偵は生まれた』の紹介でした。
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