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【書評】『いたいのいたいの、とんでゆけ』 私のおすすめ10選の1つ 

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こんにちは、りんたろう(@rintarou44)です。

 

この本は私のおすすめ10選にも選んだ本となります。

 

この本との出会いは大学生の頃、同級生に三秋縋さんの作品『3日間の幸福 スターティングオーバー』を勧められました。 

 

その本を読み終えエモく(当時はやってた表現)なり、他の本もということでこの本も手にとったわけです。

 

 

 

 

三秋縋さんについて

https://twitter.com/everb1ue

げんふうけい

1990年生まれ。岩手県在住の作家。ウェブ上で『げんふうけい』名義の小説も発表し、人気を博している。

 

 

あらすじ

転校する主人公湯上瑞穂は、クラスで友達がいないような小学生だった。登校最終日にも誰からも声をかけてもらえず、帰途につこうとした時1度も話したことのない同級生の日隅霧子に声を掛けられ、文通をするようになる。

 

その文通も初めは共通点が多く「魂の同窓会」などと盛り上がっていたが、彼女からの会いませんかの一言で、距離を置くようになり途絶えてしまう。

 

大学生になった湯上は大学の頃の唯一の友人の死をきっかけに霧子に会いたい旨の手紙を書き待ち合わせをする。

 

霧子は来ず、ヤケになった瑞穂は飲酒運転をし、人身事故を起こしてしまう。はずだった。ぶつかった少女の不思議な能力で事故を先送りさせたらしい。少女は自分の死が迫るまでの10日間で、復讐をする決意をする。

 

 

あらすじって書くの難しいですね…

何度か修正してみましたが本の裏に書いてあるあらすじの方が何倍もよくまとまってる。💫💫💫

 

 

遊園地の思い出

この本には3度ほど遊園地のシーンがあります。友達がほぼいない湯上にとってはあまり楽しい思い出ではなかったのかもしれませんが…。

 

私の遊園地の思い出は数えるくらいしかありません。

 

・東京ディズニーランド 1回(修学旅行)

・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 1回(卒業旅行)

・三井グリーンランド 1回

・ハウステンボス 1回

・富士急ハイランド1回(社員旅行)

くらいです。

2回しかプライベートでは行ったことないです。🎢

 

 

ちなみにジェットコースターはデパートの屋上にあるようなのに乗ったのが小学校5年生。

 

まともなジェットコースターはハリウッド・ドリーム・ザ・ライドに大学4年生になってからです。どんだけ引きこもりがちな生活してるんやろうか自分は。

 

 

感想

他の作品と違い殺人の描写などグロテスクなシーンはあるものの、瑞穂と少女の心寄り添い方が心地良い感じに進んでいきます。

 

最後は彼の作風らしい儚くも心温まる終わりになります。

 

僕は大好きですが、悪く言えばご都合主義なお話です。

 

以上、『いたいのいたいの、とんでゆけ』の紹介でした。

 

 

 

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