こんにちは、りんたろう(@rintarou44)です。
今回は大好きな村田沙耶香さんの『しろい街の、その骨の体温の』という本の紹介となります。
本作は彼女の作品で評価が1番高いとされています。
思春期の女子のスクールカーストがリアルに描かれています。
過激とも言われる作品ですので、読む際は注意をしていただければと思います。
構成要素
- スクールカースト
- 歪んだ恋愛
- 思春期の苦悩
- ハッピーエンド
- ニュータウン
表紙について
カバー装填 町田覚
カバー写真 ホンマタカシ
みんな何でそんなに真面目なのかなぁ? 写真家・ホンマタカシが伝えるへうげ心 - コラム : CINRA.NETみんな何でそんなに真面目なのかなぁ? 写真家・ホンマタカシが伝えるへうげ心 - コラム : CINRA.NET
この文庫本の写真は『東京郊外 TOKYO SUBURBI』(1998年)に掲載されていたものです。
本作品で表現されている白い清潔な街をイメージさせてくれますね。
あらすじ
真新しいニュータウンで育った結佳は、クラスメイトの家に遊びに行くなど学校に馴染めていた。伊吹くんを"おもちゃ"にするなど独占欲の片鱗も垣間見える。
小学校と同じ街にある中学に進学すると、結佳はクラスの中でも大人しく目立たない人となっていく。
自分を醜いブサイクだと思い、自分のコンプレックスばかりに目がいき、殻に閉じこもる。他人を観察し、どこか上から評価する。それが彼女の思考。
おすすめの人
- 中学生の女子
- 価値観について考えたい人
- 青春を振り返りたい人
感想
村田沙耶香さんの作品で1番評価が高いと言われている本作品でかなり期待をして読みました。
結佳が自分の殻を破ろう、価値観を作ろうともがく姿は感動を覚えました。
自分の学生時代は、他人が作った価値観に合わせてばかりでした。自分の価値観とは?という問いを作りもせず。
今は少し考えるようにって成長できてますかね!?
以上、りんたろうでした。
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