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人生100年時代って今までとどう違うのか『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』

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こんにちは、りんたろう(@rintarou44)です。

 

近年「人生100年時代」という言葉をよくCMなどで耳にしませんか?

CMのターゲットは働き盛りの40代や仕事を引退した70代というものが多いですが、20代にとって人生100年時代は人生にどう影響するのでしょうか?

 

その疑問の一助となるのが今回紹介する本『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』となります。

 

2016年に日本語に翻訳された本が出版され、話題になった本です。すでに読んだ人や、何となく内容を知っている人も多いでしょう。

 

 

 

20代は人生モデルが、従来と大きく違う

大まかな内容として、20代、40代、70代の人たちが人生を終える前にどう過ごしていくかをモデル化した本となっています。

70代は従来通り3ステージ制(教育、仕事、引退)で大半の人が人生を終えれる。

 

40代Jは3ステージ制の人生で終えれる人もいるが、大半は厳しい生活を迎えることになる。平均寿命が延びるため、引退してから亡くなるまでの時間が現在の70代よりも長く、より多くの資産が必要になる。そのため、65歳で引退するには、必要なたくわえるか、人生の質を下げつつましやかな生活をし、支出をおさえるしかない。

3.5ステージ制(教育、仕事、半引退、引退)では、65歳で引退するも、それまでの仕事等で得た知識で週数回の仕事をし、老後の必要な資金に充てる。そうすると、3ステージ制の人生よりも実現性が高く、より緩やかな老後を得られるだろう。

 

20代は3ステージでも3.5ステージも選べるが、社会の変化が激しいため4ステージ( 教育、仕事、ポートフォリオワーカー(2刀流)、引退)や5ステージ{教育、自分探し、起業、仕事、ポートフォリオワーカー、引退(順不同)}の人生となることが想定される。

 

このように若ければ若いほど、寿命が長くなると考えられているため、人生のステージが複雑になっていくとこの本では述べられています。

 

100年時代に対応するために必要な資質

〇セルフ・コントロール

 

本書では、レクリエーション(娯楽)と対をなすリ・クリエーション(再創造)≒自己投資という言葉が何度も出てきます。

3ステージ制では、学生の頃の1度だけの教育でも充分であった。しかし。仕事の期間が長くなるにつれて1度の教育では不十分な時代が到来している。

リ・クリエーションをするには、レクレーションの欲望に打ち勝たないといけません。

 例)ネットフリックスで楽しいアニメや映画を見るよりも、将来のために仕事に必要な書籍を読む。

そのために今、セルフコントロールが必要な資質となっています。

 

セルフコントロールを扱っている本はこちら

 


 


 

 

 

リ・クリエーションにどれだけ時間をつぎ込めますか?

 人生100年時代を生きるために必要なのはリ・クリエーションに時間をどれだけつぎ込めるか。

 それは、たくさんつぎ込めばいいというわけではないと思います。

自分が思い描く人生設計に必要なだけつぎ込むべきだと私は思います。

 人生設計なしでは、自己投資をするのも難しいでしょう。羅針盤がないからどう自己投資したらいいかもわからないからです。

この記事または、LIFE SHIFTを読んで現実的な人生設計を考えていただければと思います。

 

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