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世紀末の大阪を描いた作品 『ビデオショップカリフォルニア』 木下半田

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こんにちは!りんたろう(@rintarou44)です。

 

1か月ぶりのブログ更新となってしまいました。

ネット環境がなかなか整わずに更新が滞っていましたが、これからばりばり本を紹介していきたいと思っています。

 

今日は 木下半田さんの『ビデオショップ・カリフォルニア』の紹介です。

 

彼女からバレンタインデーの日に5千円選書で選んでもらった1冊となります。

ちなみにホワイトデーの日には返礼で5千円選書をしました。

このこともおいおいブログに挙げていければなと思ってます。

 

 

木下半田さんの紹介

1974年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー 新米刑事赤羽健吾の絶体絶命』『オーシティ』『女王ゲーム』『極限冷蔵庫』などがある。『悪夢の六号室』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品も多数。

 ―本書の作者紹介より―

 

あらすじ

二十歳のフリーター桃田流がバイトするレンタルビデオ店は、映画マニアの天国。映画に興味薄の竜も、悩殺ボディの同僚ができて桃色な日々。だが、東大進学した元カノがAV女優になって現れたり、店の乗っ取りの危機に遭ったり、さらには仲間の裏切りや失踪まで、まさか尽くし!情熱と衝動が止まらない、世紀末を駆け抜ける僕らの青春物語。

 

どんな人におすすめか

  • 大阪人
  • 何か映画が見たいけど、どんなのがおすすめ?→本文中に洋画のタイトルや俳優が頻出するため。
  • 20世紀が青春だった人
  • これから大学生になる人

 

これは私感であり、面白さを保証するものするものではありません。

当てはまるのに面白くなかったじゃないかというクレームは受け付けませんのであしからず。

 

 

ここからは一部ネタバレを含みます。

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感想(一部ネタバレあり)

20世紀末の大阪が舞台の物語で、昨年度まで大阪に住んでいた私としては懐かしいお話でした。特に親友のデグが働くことになる梅田のヘップのビームスには毎月のようにいっていました。あんまり商品は買いませんでしたが。

20世紀末というと今のようにアマゾンプライムやネットフリックスなどの動画配信サービスはまだ登場しておらず、レンタルビデオショップに借りに行くのが主流でした。記憶が定かではありませんが、ゲオのようなチェーンストアも幅を利かせてはおらず小規模事業者が担い手だったはずです。さらに大きな転換期でVHSの時代が終わりつつあったころでもありました。私の家では2007年くらいまでVHSが現役でしたけどね!!

 

この本の中の大阪人は私が大阪に住む前、就職が大阪に決まっていた時のイメージとよく似ています。実際にはそんなにこてこての人生おもろかった方がええやんみたいな人はいるにはいましたが、前面に押し出したり、強要をしたりする人は少なかったです。

そんな生き方がはっきりした人にすごくあこがれてはいます。正直めっちゃ輝いててうらやましかった。

 

以上、文章がめちゃくちゃでしたが感想となります。

 

それではまた!!

 

 

 

 

 

 

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